長年の悩みと、満たされない私たち
真面目に努力し、誰かの期待に応え、家族のために尽くしていれば
幸せになれると信じていたのに、気づけば満たされないままアラフィフに突入。
そんな人生ではありませんか?
「自分を幸せにできるのは自分だけ」
この言葉は、少し寂しく聞こえるけれど、実はとても自由になれる考え方です。
無意識の期待
他人に「幸せにしてほしい」と期待してしまうと、その通りにならなかった瞬間に苦しくなります。
- 環境が変われば
- あの人が変わってくれれば
- もっとがんばれたら
そうすれば幸せになれるはず…
もしあなたが、今も誰かに、何かに、「幸せにしてもらいたい」と無意識に期待しているなら、
その期待こそが、あなたが長年悩みから解放されなかった原因かもしれません。
他人に幸せを求めると苦しくなる理由
- 相手の機嫌・行動に左右される
- 期待が大きいほど、裏切られたと感じやすい
- 「こうしてくれないとイヤ」という依存が生まれる
幸せのハンドルを他人に渡してしまうと、いつまでも心が安定しません。
「こうしてほしい」が暗黙の要求になると、
してくれなかっただけで一気に落ち込んでしまいます。
誰かや何かに幸せを求めてしまう3つの心理
① 自己肯定感の低さから安心を外側に求めてしまう
自己肯定感が低いと、『自分には幸せになる価値がない』
『自分の力で幸せになれるはずがない』という信念を持ちがちです。
そのため外側に強力な存在を求めます。
自己肯定感が低いと自分に自信を持つことができず、
自分に自信がないと、誰かに褒めてもらったり、優しくしてもらったりしないと
満たされない気持ちになります。
幸せを外側にゆだねることは、
もし不幸になっても『それは自分のせいではない』という心理的な防衛になります。
自分で選ぶことには失敗や後悔といった責任が伴うため、それを無意識に回避しようとします。
② 満たされなかった過去の影響
幼少期や思春期に、『無条件の愛情』 『ありのままの自分への承認』 『安心感』
などが十分に満たされなかった経験があると、心に大きな穴が残ります。
これが欠乏感です。
その結果、大人になってからもこの穴を埋めるために
外側(他人からの承認、物、成果など)に依存して
幸せを一時的に取り戻そうとするパターンが習慣化します。
③ 依存がクセになっているケース
私たち人間は、生まれてすぐは、生存のためにすべてを養育者に依存する経験をします。
このとき、『誰かが自分を満たしてくれなければ自分は生きていけない』
という生存本能に基づいた依存的な心の回路が作られます。
幼少期にこの依存的な関係が強く続くと、
大人になっても自分を満たす責任を他者に委ねる傾向が残りやすくなります。
他人があなたの幸せを100%満たせない理由
幸せの源泉は自分の内側にある
本当の幸せとは外側からもらう『一時的な喜び』ではなくて、
自分自身の内側から湧き出てくる『充足感』です。
自分の幸せを外側の何かに委ねることは、
人生の燃料を外部に依存している状態であり、燃料が不足するたびに不安になります。
永続的な幸せは、自分自身の価値を認め、内側で育てていくことでしか得られないのです。
他人を変えることはできない
他人は、あなたの理想や期待通りに動き続けることは不可能です。
なぜなら他人の行動や感情は、あなたがコントロールできない領域だからです。
他人があなたを褒めたり、尽くしてくれたりする行動は、
相手の気分や状況に左右される不安定な外部要素です。
相手の愛情や行動はいつか変化する可能性があり、
それを幸せの土台にすると、あなたは常に不安と失望にさいなまれることになります。
他人はあなたの内側の欠乏を埋めることができない
他人はあなたの24時間すべてを見ているわけではありません。
たとえ親子やパートナーであっても、他人はあなたの独自の価値観や、
過去に満たされなかった心の穴、本音、本当にしてほしいことなど、
正確に把握することができません。
自分で幸せをつくるためのシンプルな習慣
自分をねぎらう習慣を持つ
毎日一言でいいから、
「よくやったよ私」と声をかけてあげる。
これが自己肯定感の土台になります。
- 朝起きた
- 仕事に行った
- 疲れた体で帰ってきた
どれも立派な『すごいこと』です。
感情を否定せず「味わう」
モヤっとした時も、
「こんな気持ち感じちゃダメ」とフタをしなくて大丈夫。
- そっか、今疲れてるんだね
- 今ちょっと悲しいんだね
と、自分に寄り添うだけで心は落ち着きます。
「心地よい」を最優先で選ぶ
人に合わせたり、「無難だから」という理由で物事を選ぶのはやめましょう。
- 今日のランチは本当に食べたいものを選ぶ
- 休日は本当に望んでいる過ごし方を選ぶ
- 着たい服、聴きたい音楽、生きたい場所…etc すべてにおいて「心地よさ」を基準に、自分で選ぶ練習をする
その小さな積み重ねが、自己信頼を育てます。
ぽへら〜っとする時間の効能(ぼーっとする時間)
ぼーっとする時間は、心のデトックス。
- 頭の疲れが抜ける
- 思考の整理が自然にできる
- 不安や緊張がゆるむ
「何もしない時間」こそ、心の栄養になります。
外側ではなく、自分の願いにフォーカスする
『この人がこうしてくれたら』ではなく、
『私はどうしたい?』
『どうだったらよかったかな?』
『こうなったらうれしいな』に意識を向ける。
自分で幸せを作れる人が軽やかに生きられる理由
人間関係のストレスが減る
他人に期待しすぎないから、人間関係の重圧から解放されたり、
期待が裏切られて失望する出来事が減ります。
他人に左右されないから、落ち込んでも立ち直りが早いです。
自由になる
人生における選択や行動の基準が自分の価値観や心地よさに基づいているため、
他人の評価を気にせず、迷いなく行動できます。
自分で選んだという感覚が原動力になり、意欲が湧いてきたり、生きることを楽しく感じさせます。
失敗を恐れなくなる
幸せの源泉が自分の内側にあるため、
仕事や人間関係などで失敗があっても、自分の存在価値が揺らぎません。
失敗しても私は大丈夫という揺るがない自己肯定感が、
新しいチャレンジでも恐れなく進める軽やかさにつながります。
自分で幸せをつくる力を持っている人は、
人生のハンドルを他人に渡さず、いつも自分の心の声に従って進めます。
自分の内側から優しく満たされる充足感を湧き立たせられるので、
外側の出来事に振り回されることなく、自由で軽やかな生き方ができるようになるのです。
おわりに|人生のハンドルを握りなおしましょう
長年『人にどう思われるか』で動いてきた人は、
自分で決めるより『誰かに幸せをもらう』ほうが楽に感じることもあると思います。
それは、そうすることで自分を守ってきた、そう生きるしかなかった、そうしないと愛がもらえなかった、
生き延びるための知恵だったのかもしれません。
それしかやり方を知らなかった、ということもあるかもしれません。
どれも悪いことじゃないし、責める必要はありません。
でも「私の幸せは相手次第」になってしまうと、ずっと苦しいまま。
誰か任せの人生はもう終わりにしませんか?
私たちは、誰にも左右されない、自分の幸せを自分の手でつくれる力を持っています。
そしてそのほうが心がずっと自由で、軽やかです。
自分を幸せにできるのは自分だけ。
急がなくて大丈夫。
まずは『ぽへらっ』と力を抜いて、
今日から少しずつ、自分の内側にある幸せを自分で育てていきましょう。

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